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”ひのきのぼう”じゃ戦えねぇし、10倍先をみて突き進むしかねぇ

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元CEOエリック・シュミット氏が語る"Googleのやり方" 「目標を達成できたら、その目標設定は低過ぎたということだ」 | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]

 

グーグルが、これだけ成長した理由が分かった記事を読んでみた。

 

Googleでは、目標設定の指標としてもともとインテルで作られたOKR(Objective and Key Result)を使用しているが、普通の会社にありがちな「10%の改善」ではなく「10倍の改善」を求める。簡単には達成できないような目標を掲げることで、より大きなステップアップを図るためだ。

シュミット氏はまた、日本企業との比較も見せた。

「日本企業は少しずつ、現実的な数字を積み上げることを重視しているが、Googleは違う。目標を達成できたら、その目標設定は低過ぎたということだ。10倍の改善を求めるということはクレイジーに見えるかもしれないが、チームは必死になって結果を出そうとする。そうすれば、3倍の改善を実現できるかもしれない」

 この考え方、すげー好き。

 

最近、同じような事象が身近に起きていて、「ぜってー無理だわ」って思っていた矢先のメッセージだった。人やメッセージはその時必要な時に出会うようになっているのではないかというぐらいの人生を歩んでいるわけだけど、そんな時に出会った話だった。

 上司が言ってた。「ずっと横ばいってのはなくて、企業は成長すべきものだから、ずっと目標は上がり続けていくべきだ」

 

今思っているのは、目標が上がる=新たな武器を手に入れて新たな敵に立ち向かうRPGのようなものだと。

 

みんなやったことあるドラゴンクエスト。これは私も好きでなぜかⅦ以外は全部やっているというね。

 

そんなことはどうでも良くて、最初の装備は「ひのきのぼう」で相手はスライムとか。それがだんだん成長していって、最終的に1~3とかだとロトの剣なんてものを装備して最終ボスに挑んでいく。

 

RPGもある意味、成長だけしかなく、それに合わせて新たな武器を手にして、困難を乗り越え、新たな敵に立ち向かっていく。

 

通常だと「ひのきのぼう」だけで、行き詰るわけで、企業でいう新たな商品を用意して、提案の幅を広げていくのか、大きなバジェットを取りに行ける商品を作るのかという武器が必要である。

 

RPGと違うことは戦略が必要であるということ。

 

今、ZERO TO ONEという本を読んでいるのだけれども、その本には競合と戦うのではなく、ニッチな市場を独占し、徐々に拡大することで独占的な商品・サービスを作ることがスタートアップ企業の成功だ!と書いてある(と解釈している)けども、競合と戦うと結局サービスする泥沼に陥り、だれもHAPPYにならないという話。

 

でも、業界によるかと思うんだけども、私のいる業界でいうと相手が弱ければ同じ商品ラインナップを揃えリプレイスを行いつつ、新たな独占商品を生み出して市場を獲得するという両方をしないといけないんではないかと思ったりするけども、今のところなんにも思いついていないので、明日考えるとしようと思う。

 

Googleの話はどこにいったの?というところだけれども、じっくり考えずに指が動くままに文章を打っているのだからそういったツッコミはなしとしよう。

 

とりあえず「できねぇ、じゃなくてやれる方法を考え抜く」「独占商品を生み出す」

ということでなんか落ち着いた。

 

という自分へのログ。